リビングラボ

リビングラボとは?

リビングラボは、まちの主役である市民に加え、企業やNPO、行政、大学など立場を超えた様々な人が集まって協働し、地域課題の解決につながる新たなモノやサービスを生み出す場所です。「Living(生活空間)」の「Lab(実験場所)」という名前の通り、市民が主体となったオープンイノベーションの拠点としても注目を集めています。

横浜のリビングラボ

横浜市内の市民活動や町内会活動は、これまで地域の高齢者や主婦の方が中心に担ってきました。しかし、高齢化の進行や専業主婦率の低下に加え、人口減少や働き手不足、介護・福祉、空き家など様々な課題が増える中で、昨今では大学生や地域の企業で働く30~40代のビジネスパーソンなど、多様な主体が地域活動に参画する必要性が高まっています。

一方で、地域事業者の多くはボランティアとして地域活動に参加することは難しいのが現状です。そこで生まれたのが、地域の事業者がビジネスの視点を持って地域と関わることができる横浜のリビングラボです。現在横浜市内では10地区以上で、介護や教育などそれぞれの地区ならではの課題に沿ったリビングラボが展開されています。