磯子杉田リビングラボ

磯子杉田リビングラボ

磯子杉田ラボは、横浜市磯子区を拠点とするリビングラボです。磯子区中原にある、空き家をリノベーションして作られたコミュニティスペース「Yワイひろば」を拠点に活動を展開しています。

空き家となっていた二階建ての一戸建てをリノベーションしてできた「Yワイひろば」は、1Fが地域のためのコミュニティスペースとなっており、リビングラボや、二ヶ月に一度地元の人や区・社協・ケアプラザの職員などが集まる地域会議などが開催されています。また、2Fはこのコミュニティスペースを活用してリビングラボの手法でサービスの実証実験をしたい企業や団体のためのシェアオフィスとして貸し出されています。

横浜市では2019年の373万人をピークに人口減少がはじまり、2065年には302万人にまで減り、65歳以上の高齢化比率は2019年の24.8%から2065年には35.6%まで増加すると推測されています。

少子高齢化に伴って深刻化している問題の一つが「空き家」で、横浜市では2013年時点の空き家率は約10%と全国平均よりも低いものの、その増加率(2008~2013年)は約11%と全国平均(約8.3%)よりもはるかに高く、急速に空き家が増えているのが現状です。

磯子杉田リビングラボでは、この「空き家」問題に焦点をあて、空き家を活用することでどのように地域で暮らす人々をつなげ、助け合いのコミュニティをつくっていくか、また、空き家をどのように災害時の防災拠点として活用し、地域の安心・安全を守るインフラとして活用していくかといったテーマで議論を重ねています。

磯子杉田リビングラボの特徴

深刻化する空き家問題の解決モデルをつくる

磯子杉田リビングラボでは、横浜市で深刻化している空き家問題について、ただ議論を重ねるだけではなく、実際に空き家をリノベーションして地域に開かれたスペースとして運営することで、先進的な解決モデルを実践しています。

空き家を地域のコミュニティづくりの場に

空き家を地域のコミュニティスペース兼シェアオフィスとして開放し、地域住民はもちろんNPOや企業、行政など様々な人が出会い、地域の課題について話し合える場をつくることで、地域コミュニティづくりに貢献しています。

空き家を地域の防災拠点に

磯子杉田リビングラボでは、空き家に防災シェルターやオフグリッドの太陽光発電システムを設置することで、空き家を災害時の避難拠点として活用できるようにするプロジェクトを進めています。空き家を活用して地域の中に分散型の防災拠点をつくり、災害レジリエンスの向上に取り組んでいます。

磯子杉田リビングラボの概要

団体名称 磯子杉田リビングラボ
代表者 中島翔
活動開始年 2018年9月1日
主な活動テーマ 空き家問題、防災
主な活動内容 空き家活用プロジェクト、コミュニケーション防災の推進
主な活動拠点 Yワイひろば
主な活動メンバー 磯子区社会福祉協議会/磯子区役所/株式会社安藤建設/株式会社Softbank/株式会社Solar crew/株式会社TRIPLE-ef/自治会/地域ケアプラザ/NPO法人ユメコミネット など
活動頻度 毎月第3火曜日の定例会議、毎月第3土曜日の定例イベント
URL https://peraichi.com/landing_pages/view/t79xv?_ga=2.107928770.1796402180.1630150150-1672601878.1564555642
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