井土ヶ谷リビングラボ

井土ヶ谷リビングラボ

井土ヶ谷リビングラボは、横浜市南区井土ヶ谷を拠点とするリビングラボです。井土ヶ谷リビングラボでは、「教育を地域で考える」をテーマに、地域の中に居場所がなく生きづらさを抱えている子供や若者が気軽に集い、様々な他者との出会いのなかでいきいきと安心して過ごすことができるような場所をどのように地域に増やしていくかについて議論を重ねてきました。

井土ヶ谷がある南区は横浜市内で最も人口密度が高く、戦後に建設された団地も複数存在し、高齢化が進行しているほか、一人暮らしの高齢者なども多いため、地域のつながりや空き家対策も必要とされています。

そのため、井土ヶ谷リビングラボでは教育に限らず「介護×IT」や「空き家」など幅広いテーマでフューチャーセッションを行っており、誰もが安心して暮らし、働ける地域のありかたを模索しています。現在の磯子杉田リビングラボの活動拠点となっている「Yワイひろば」も、元々は井土ヶ谷リビングラボの中で空き家の活用について話し合う中で生まれた取り組みです。

井土ヶ谷リビングラボの活動は、もともと株式会社太陽住建と住宅供給公社のコラボレーションにより2017年1月に井土ヶ谷に誕生した公民学連携のまちづくり推進組織・施設「井土ヶ谷アーバンデザインセンター」が前身となっています。

井土ヶ谷アーバンデザインセンターは民間事業者が立ち上げたアーバンデザインセンターとしては全国初の事例となり、「おひさま広場」と名付けられました。そこでは地域住民や企業、行政職員などが井土ヶ谷が抱える地域課題を共有し、解決策について語りある「井土ガヤ会議」が2ヶ月に一度のペースで定期的に開催されていました。この「井土ガヤ会議」が発展し、現在は井土ヶ谷リビングラボとして活動を続けています。(太陽住建の移転に伴い、2018年8月末で同拠点も移転しています)。

※井土ヶ谷リビングラボは、現在活動を休止しています。

井土ヶ谷リビングラボの特徴

深刻化する空き家問題の解決モデルをつくる

磯子杉田リビングラボでは、横浜市で深刻化している空き家問題について、ただ議論を重ねるだけではなく、実際に空き家をリノベーションして地域に開かれたスペースとして運営することで、先進的な解決モデルを実践しています。

空き家を地域のコミュニティづくりの場に

空き家を地域のコミュニティスペース兼シェアオフィスとして開放し、地域住民はもちろんNPOや企業、行政など様々な人が出会い、地域の課題について話し合える場をつくることで、地域コミュニティづくりに貢献しています。

空き家を地域の防災拠点に

磯子杉田リビングラボでは、空き家に防災シェルターやオフグリッドの太陽光発電システムを設置することで、空き家を災害時の避難拠点として活用できるようにするプロジェクトを進めています。空き家を活用して地域の中に分散型の防災拠点をつくり、災害レジリエンスの向上に取り組んでいます。

井土ヶ谷リビングラボの概要

団体名称 井土ヶ谷リビングラボ
代表者 河原勇輝
活動開始 2017年6月
主な活動テーマ 教育、働きかた、介護、空き家など
主な活動内容 地域と教育に関わるフューチャーセッション
主な活動拠点 おひさま広場(井土ヶ谷アーバンデザインセンター)
主な活動メンバー 株式会社太陽住建、地元の小中学校、自治会、企業、子育て系NPOなど
活動頻度 フューチャーセッションや交流会を随時開催
URL https://www.facebook.com/idogaya.udc/
SNSアカウント Facebook

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