【10/21〜28】社会課題解決に向けた共創の場「よこはま共創 博覧会 2022」のお知らせ
- Posted by YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス 編集部
- On 2022年10月12日
都筑リビングラボは、横浜市都筑区を拠点とするリビングラボです。都筑リビングラボでは、病気や障がい、引きこもりなど、生きづらさ抱えながら暮らしている当事者が、いきいきと学び、働ける社会をつくることを目指して活動に取り組んでいます。
都筑区の鶴見川沿いには横浜市内でも有数の工業地帯が広がっており、障がいを持つ方々の作業所や就労移行支援所がありましたが、それらの利用者の実感として、凸凹や得意不得意があることで企業での就労は難しいものの、だからといって単純作業や軽作業が中心とならざるをえない作業所などでは個性や能力を十分に発揮することができず、結果としてイキイキと自分らしく働ける場所がないという課題を抱えていました。
そこで、都筑リビングラボでは発達障がいや引きこもりの当事者をはじめ、不登校当事者の支援を行うNPO法人アーモンドコミュニティネットワークや東京都市大学の学生、横浜型地域貢献企業にも認定されているものづくり企業の株式会社スリーハイなど多種多様なメンバーが協働することで、誰もが自分らしくイキイキと学び、働ける社会のあり方を模索し、実験を続けています。
都筑リビングラボでは、生きづらさを抱える当事者が「支援され」、他の人が「支援する」という関係を超えて、誰もが自分の強みを活かし、弱みを補い合いながら同じ社会の一員としていきいきと学び、働ける世の中をつくるための活動に特化しています。
都筑区に横浜キャンパスを持つ東京都市大学の情報デザイン研究室と連携し、RaspberryPi Arduinoなどを活用したIoT 電子工作、3Dプリンターを使ったモノづくり、生きづらさサポートツールの開発など、協働による学びやプロダクトデザイン、情報デザイン活動を展開しています。
東山田準工業地域にあるものづくり企業と連携しながら、企業から出る廃材を活用して地域の中でつながりを作る取り組みを進めています。廃材の活用を通じて企業の処理コストや人手不足の課題を解決しつつ、地域の中に生きづらさを抱える当事者がやりがいを持って働ける場を創出していくことを目指しています。
団体名称 | 都筑リビングラボ |
活動開始年 | 2018年3月1日 |
主な活動テーマ | 引きこもり・生きづらさ・発達障害・パラレルキャリア・エンパワメント・学び |
主な活動内容 | 東京都市大学との連携プロジェクト、ものづくり企業との連携プロジェクトなど |
主な活動拠点 | 東京都市大学、ファクトリー&カフェ「DEN」、アーモンドホープセンターや、北山田小学校など |
主な活動メンバー | 東京都市大学小池情報デザイン研究室小池星多教授及び学生/NPO法人アーモンドコミュニティネットワーク理事長水谷裕子/株式会社スリーハイ代表取締役男澤誠/中山勉/一般財団法人よこはまクリエイティブ財団石野恵子/横浜市ことぶき協働スペース鈴木仁 他 |
活動頻度 | フューチャーセッションなど状況に応じて月1回〜数回程度 |