ケアテック・オープン・ラボ横浜フォーラム を開催しました
- Posted by YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス 編集部
- On 2022年3月29日
カーボンニュートラル部会は、再生可能エネルギー(以下、再エネ)を通じた地域課題の解決を目指しています。活動の目的は大きく以下の2つです。
日本は国策として「2050年カーボンニュートラル」に取り組んでいます。
なぜ、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス(GHG)の排出をなくす必要があるのでしょうか。それは、人類が石炭や石油などの化石燃料を燃やしGHGを出し続けると、温暖化が進み地球上の動植物種の40%以上が絶滅してしまうからです。また、温暖化は数十年というスパンで起きるもので、その影響は我々の世代よりも次の世代が大きく背負うものです。この「世代間格差」をなくすには今しかないのです。
化石燃料から脱却し自然を活用した再エネに切替えて行く。これは国の方針です。横浜が日本最大の政令指定都市としてカーボンニュートラルへのリーダーシップを執り、日本はもとより世界の未来を変えていく、そんな夢を持っています。
私たちがどんなに地球や社会に良いことをしても、その価値やお金が他の人に渡ったらどうでしょう。実際に再エネではそんな現象が起きているのです。
例えば、太陽光発電の電気はCO2を発生させない「環境価値」を持っています。しかしながら、その環境価値は地域外に流出し、ほとんど地元貢献をしていません。また、横浜の皆さんが毎日使用している電力は年間3000億円とも言われていますが、これも地域外に流出しているのです。
横浜の財政は、今後厳しくなるといわれています。もし、環境に良い電力を自らの地域で作り、環境価値も電力の収入も域内で循環することができれば、環境にも経済的にも(雇用や税収も含め)どんなに素晴らしいでしょう。
わたしたちは再エネを通じ、現在そして未来の課題解決に向け励んでいます。カーボンニュートラル部会は横浜の未来に向けみなさんと一緒に進んでいきたいと思っています。
団体名称 | 再エネ部会 |
代表者 | 舟山大器 |
活動開始年 | 2019年11月1日 |
主な活動テーマ | ローカル・フォー・ローカル「地域のものは地域に還せ」 |
主な活動内容 | 地域における資源循環と電力・食の地産地消による気候危機への挑戦 |
主な活動拠点 | 一般社団法人リビングラボサポートオフィス |
主な活動メンバー | 株式会社横浜環境デザイン/株式会社マクニカ/特定非営利活動法人グリーンパワーファクトリー/株式会社共創/日天株式会社/ロフトシステムズ/株式会社スカイテック/株式会社まち未来製作所 |
活動頻度 | 定例会毎月1回、その他タイムリー |