インターナショナルオープンデータデイ2022@横浜 を開催しました
- Posted by YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス 編集部
- On 2022年3月22日
「シェアご飯」とは、寄付金を活用してお弁当を週一回程度で届けながら見守り支援を行う取り組みです。
本リビングラボでは、困窮者と繋がりながら、必要に応じて関係者間で情報共有して問題の改善・解決に導くとともに、同活動を複数の地域に展開し知見の蓄積・共有化を図っています。フードバンク等と連携し、食材に店舗や家庭の余剰食材を活用することでフードロスを削減する「食べ物の循環」(下記画像内の図参照)をつくり出すことを狙っています。併せて、食品残渣を発酵させ堆肥化し資源を循環させるなどの「資源の循環」(同画像内の図参照)についての議論も行っています。
こうした活動は新たなヒトを招き寄せ、≪ヒトの循環≫の仕組み構築にもつながります。行政の「公助のセーフティーネット」の粗い目だけではこぼれ落ちてしまう課題を、食や人の循環を基軸にして、農福商官民連携で地域の「共助のセーフティーネット」という目の細かい網を創造することを目指します。
青葉区藤が丘のイタリアンレストラン「ナチュラーレ・ボーノ」や惣菜店「リヴァイブレシピ・テンゾ」を拠点に、お弁当づくりをおこなっています。地域でとれる食材やフードドライブに届く食品を活用することで、横浜市内の地産地消を推進しながら食品ロスの削減に努めています。
コロナ禍で人と人との繋がりが希薄になりつつあり、高齢者や障がい者の社会的孤立が課題となっています。「シェアご飯」では、食事を届けることを理由に、定期的に地域の人々が他人と触れ合う機会を提供しています。
お弁当を届けることで、障がいを持つ人とその家族の自律的な生活を支える「シェアご飯」。障がいを抱える当事者はもちろん、その家族や周辺の人々にもコミュニティの輪を広げ、誰1人取り残さない地域の実現を目指しています。
団体名称 | シェアご飯リビングラボAOBA |
代表者 | 植木真、小柴健一 |
活動開始年 | 2020年4月1日 |
主な活動テーマ | 「食」を切り口にした持続可能な社会の実現、「人に与えあうことが喜びにつながる地域循環型社会システム」の構築 |
主な活動内容 | 低価格のお弁当を届けながら見守り支援を行う「シェアご飯」活動。同活動を軸にした「食の循環」を始めとした多様な循環をつくり出すための方法の検討・実践・評価。 |
主な活動拠点 | 青葉台地区、藤が丘地区、すすき野地区及び青葉区全域 |
主な活動メンバー | 植木真(藤が丘・ナチュラーレ・ボーノ)/小柴健一(すすき野・一般社団法人団地暮らしの共創)/藤崎浩太郎(横浜市会議員)/小柳直晴(青葉地域活動ホームすてっぷ)/魚住佐恵(NPO法人ぷかぷか)/長谷川雅一(社会福祉法人グリーン)/千葉哲也(みんなのフードバンク)/工藤園子(国際文化交流研究会)/横山郁子(パーソナルナース)/早乙女真紀(パーソナルナース)/中谷桃子(東京工業大学)/小野祐樹(三菱ケミカル)/上野吉子(元・谷本地区社会福祉協議会事務局長) |
活動頻度 | メンバー個々人による毎日の活動、全体としての月1回のミーティング(リアル又はZOOM) |