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「みんなが前向きになれるまちづくりを」とつかリビングラボ代表・川口大治さん

  • On 2020年5月3日
  • とつかリビングラボ, とつか未来会議

横浜市のなかでもっとも広い行政区(35.7㎢)であり、約28万人の人口を抱える戸塚区。昭和の高度経済成長期には丘陵地の造成が進み、東京や横浜のベッドタウンとして栄えた戸塚も、いまはその姿を少しずつ変えつつあります。

その戸塚区で、介護や子育て、医療などヘルスケアに関するテーマを中心に、地域で暮らす人々が抱える様々な課題の解決に向けて取り組んでいるのが「とつかリビングラボ」です。

今回は、「とつかリビングラボ」の代表を務める川口大治さんに、とつかリビングラボの活動について詳しくお話をお伺いしてきました。

はじまりは「とつかフューチャーセッション」

Q:とつかリビングラボが生まれたきっかけは?

もともと戸塚では、認定NPO法人こまちぷらすの代表を務める森祐美子さんの主導のもと、戸塚を暮らしやすい街にしようということで子育てや介護、障がいというテーマで数か月に一度ほど「フューチャーセッション」が開催されており、いろいろな方が集まっていました。

こまちぷらすさんは、育児に追われるお母さんに少しでもゆとりをもってもらおうと、ヤマト運輸との共同事業として戸塚で生まれた子供のご家庭に家事代行のチケットや商店街の割引チケット、化粧水などを送り届けるウェルカムベビープロジェクトなどを展開していました。

とつかリビングラボ代表・川口大治さん

また、かつて戸塚にあった「ドリームランド」では、高齢化した地域のコミュニティを支援するためにエーザイさんなどの企業がプロジェクトを行っていました。ドリームランドがあった周辺のマンション群は1970年代にできたもので、当時結婚して30歳前後で入居してきた人が多いのですが、その方々は今は70、80代となり、高齢化が進んでいます。

ドリームランドはもともと大船までモノレールでつながる予定だったのですが、その計画がなくなり、戸塚や大船、藤沢などからバスでは行けるものの、鉄道では行けない陸の孤島になってしまったのです。そこを何とかできないかということでエーザイさんは活動をされていました。

こうした戸塚の中で行われていた様々な活動が徐々に合体しはじめ、2017年ごろから「とつかリビングラボ」として活動するようになりました。

戸塚は日本の縮図

Q:とつかリビングラボがヘルスケアに特化している理由

戸塚区は、横浜市全体の動きとは逆に、流入人口が多くなっています。これはつまり子育て人口が多いということでもあります。最近は落ち着きつつありますが、戸塚駅前や東戸塚駅前はまだまだマンションが建設されており、駅前には若い世代が流入してきています。

一方で、(ドリームランドがあった)俣野地区など駅から少し離れたところの高齢化率は50%近くと、とても高くなっています。戸塚の中には東京と地方のような関係が存在しており、日本の縮図とも言える状況なのです。だからこそ、とつかリビングラボでは若い年世代の子育てや高齢者の介護、医療といったヘルスケアに関わるテーマがメインとなっています。

とつかリビングラボに関わってくださっている方もツクイさん、和みの園さん、横浜薬科大学さん、こまちぷらすさん、ホーメットさんなどヘルスケアに特化した方々が多く、横浜市の関口さんからは「ヘルスケア型のリビングラボ」だと言われています。

年に一度のとつか未来会議

Q:メインの活動内容を教えて下さい。

現在は年に一度、「とつか未来会議」という会議を秋に開催しており、2019年で二度目となります。1回目は介護の話がメインでしたが、2回目は台風15号や19号などいろいろな災害があったこともあり、災害をテーマに開催しました。

一言で災害と言われても、人によって災害の意味は異なります。例えば、子育てをしているお母さんや80代、90代の人などは、台風が来て避難指示が出たとしてもすぐに避難できるわけではありません。このように、それぞれの立場に合わせた災害対応の形があるということで、2回目の会議では「子育て」「医療」「障がい」「介護」という4つのテーマに分けて災害対応を話し合いました。会議には大体200~250名ぐらいの方が参加しています。

Q:活動メンバーは?

コアとなる実行委員会が8名程度、月に一度集まる全体会議には20~25名程度の方が参加しています。和みの園さんが場所を貸してくださっており、平日の10~12時に集まっています。メンバーの年齢は20~60代ぐらいまでで、何らかの仕事をしている人が多いですね。

皆さんとても積極的に関わってくれており、当事者意識を持った方々が多いのかなと思っています。常に地域のために何かできることはないかと考えていますね。

Q:現状の課題は?

とつか未来会議以外の個別プロジェクトをどう進めていくかという点です。未来会議で出た課題に対して、次の年も同じことを話していては意味がないので、そこからどうステップアップするか。たとえば会議で出た防災上の課題に対して、「HUG」という防災カードゲームを使って町内会で意識を高めていくなど、実際の地域の活動につなげていこうという話をしています。

みんなが前向きになれるまちづくり

Q:今後のビジョンは?

私もまだ昨年の4月に代表になったばかりではありますが、そもそも戸塚にはヘルスケアに関する有識者の方も多いので、そうした方々のお力を借りながら、みんなで戸塚をよりよいまちにしていくという共通認識のもとで取り組んでいければよいなと思っています。

これから人口が減少し、高齢化していくといった暗い話題もありますが、たとえ70歳になったとしても、人生100年時代であればまだ残り 30年もあります。様々な企業とも組みながら、みんなが前向きになれるまちづくりをしていきたいですね。

取材後記

川口さんがお話されたように、戸塚は子育て世代も高齢者も暮らす日本の縮図のようなまちです。だからこそ、ヘルスケアの視点から医療や介護、子育てといった課題を包括的に捉え、地域全体で共生しながら支え合っていく仕組みが必要とされています。ヘルスケアに関する様々な専門家や実践者が集まるとつかリビングラボから、どんな新しい取り組みが生まれるのか、今後の展開が楽しみです。

【参照ページ】とつかリビングラボ

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YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス 編集部

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