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循環型手作りマスクネットワーク「YOKOHAMAガーゼマスクships」が始動!

  • On 2020年4月30日

横浜市旭区に本拠を置く緑園リビングラボでは、深刻化する新型コロナウィルスの影響によりマスクの供給不足や雇用喪失、地域商店の売上減少やフードロスなど様々な問題に対処するべく、地域の皆様と協力しながら手作りのガーゼマスクをつくる新たなプロジェクト、「YOKOHAMAガーゼマスクships」を発足しました。

YOKOHAMAガーゼマスクshipsとは?

YOKOHAMAガーゼマスクshipsは、緑園リビングラボが主催する、横浜発の手作りガーゼマスクネットワークです。横浜市内に住む主婦や特例子会社で働く障がい者スタッフの方々が「クルー」としてガーゼマスクを手作りで縫製・検品・ラッピングし、それらを地域の商店や販売会会場で販売。クルーには御礼として横浜市内の地域産品をお返しするという地域循環型プロジェクトです。プロジェクトのプロデュース・運営事務局は横浜市旭区に本拠を置く株式会社Woo-By.Style(以下、「ウッビースタイル」)が担当しており、新型コロナに向き合うたすけあいプラットフォーム「#おたがいハマ」公認プロジェクトとなっています。

YOKOHAMAガーゼマスクshipsプロジェクトの様子。写真中央が緑園リビングラボの代表を務める発案者の野村美由紀さん

YOKOHAMAガーゼマスクshipsがもたらす4つの価値

YOKOHAMAガーゼマスクshipsは、コロナ禍において様々な課題が表面している地域に対して多くの価値を生み出し、関係者全員にwinをもたらす革新的な循環型プロジェクトです。

1. マスクの品切れに悩む地域の人々にマスクを届け、地域に安心をもたらす
2. 地域の主婦や障がい者に、自宅でできる仕事をもたらす
3. マスクを地域の商店に販売してもらうことで、新たな収入源をもたらす
4. 御礼に地域産品を送ることで、地域の飲食店や農家のフードロスも削減する

1. マスクの品切れに悩む地域の人々にマスクを届け、地域に安心をもたらす

コロナ禍において、横浜市内でもマスクの品切れ、供給不足状態が続いており、不安が広がっています。同プロジェクトでは、地域住民が協力してマスクを手作りし、一人一人に届けることで安心をもたらします。また、ガーゼマスクは何度も洗って繰り返し使用できるため、市販の使い捨てマスクと比較して環境にも優しい商品となっています。一般的な手作りマスクとは異なり、ガーゼマスク作りで10年以上の経験を持つウッビースタイルがプロジェクト管理・検品作業もしっかり行っているため、品質面も安心です。

2. 地域の主婦や障がい者に、自宅でできる仕事をもたらす

同プロジェクトは、コロナ禍による飲食店や小売店、工場などの臨時休業、保育園の休業などにより一時的に仕事を失ってしまった主婦の方や、自宅で子供の世話をせざるをえず仕事に行けない方々、障がい者スタッフの方々などに対して、自宅でできる新たな仕事を提供しています。仕事内容もガーゼマスクの縫製、ラッピング、販売など様々に分類されているため、スキルや経験を問わず誰でも参加できる仕組みとなっています。

3. マスクを地域の商店に販売してもらうことで、新たな収入源をもたらす

同プロジェクトでは、地域の商店が手作りマスクを仕入れ、自分のお店で販売することができます。取扱店登録をしたお店は、マスクの販売によりコロナの影響による収入減を補填できるだけではなく、地域の方がお店にやってくる新たなきっかけをつくることもできます。

4. 御礼に地域産品を送ることで、地域の飲食店や農家のフードロスも削減する

マスクの縫製やラッピング、販売などを手伝った主婦や障がい者の方々には、御礼として横浜市内の地域産品が送られます。コロナの影響により飲食店や地元農家で生まれているフードロスなどを地域産品として届けることで、食料廃棄を防ぐだけではなく、地産地消型の消費や、生産者と消費者の新たなつながり構築にもつながります。

プロジェクトが始まったきっかけ

プロジェクトがはじまったきっかけは、ウッビースタイル個人事業として2008年からスタートし、現在まで一度も途切れることなく作り続けている手作りのガーゼマスクでした。

横浜市立の小学校の多くでは、給食の配膳時や掃除の時間に子どもたちがガーゼマスクを着用しています。しかし、通常のマスクは少し息苦しかったり、もぞもぞしたりするため、中には着用するのが苦手な子どもいます。

そこで、ウッビースタイルでは、何とか子どもたちが喜んでつけてくれるようなマスクにしようと、ママたちが選んだ柄のダブルガーゼを使い、特例子会社の障がい者スタッフの方々の協力を得ながら手作りガーゼマスクを製作してきました。

子どもも思わずつけたくなる可愛いデザインの手作りガーゼマスク

ウッビースタイルのガーゼマスクは、洗って繰り返し使うことができるため、使い捨てマスクとは違って環境面にも優しいマスクです。新型コロナウイルスの感染拡大によりマスクの供給が足りていない今、せめてこのガーゼマスクで地域の役に立てるのであればと販売会をはじめたところ、1,000枚近くがあっという間に完売になりました。

マスク販売会の様子。

そこで、ウッビースタイルでは、どうにか追加で材料を仕入れてマスクを増産しようと考えましたが、社内のスタッフも特例子会社のスタッフの方々も緊急事態宣言の影響で出社制限をしていたため生産スピードを上げることが難しく、できる範囲での製作販売を余儀なくされていました。

そのようなときに、ウッビースタイルが参画する緑園リビングラボのメンバーが制作を手伝うと手をあげてくれ、地域の主婦メンバーによるリモートでのマスク作りが始まりました。その御礼として営業自粛により在庫過多状態となっていた地元横浜の産品を贈ったところ、とても喜ばれ、この出来事をきっかけに「YOKOHAMAガーゼマスクships」プロジェクトの原型が生まれました。

プロジェクトへの参加方法は5種類

YOKOHAMAガーゼマスクshipsは、横浜で暮らす誰もが参加し、貢献できるプロジェクトです。参加方法は主に下記の5つあります。

1. クルー登録
2. 販売会会場登録
3. 取り扱い店登録
4. ヨコハマ産品登録
5. シェアして応援

1. クルー登録

クルーには、マスクを縫う「縫製クルー」、縫ったマスクをラッピングする「ラッピングクルー」、そして完成品を販売する「販売クルー」の3種類があり、自分のスキルやライフスタイルに合わせて参加することができます。

「縫製クルー」は、事務局から送られてきた材料を使ってマスクの縫製、糸始末、ゴム通しを行い、終わったら事務局へ送り返します。「ラッピングクルー」は事務局から送られてきたゴムの通ったマスクを検品して袋に入れ、説明書に検品印を押してカットして袋に貼り、それが終わったら完成品のマスクを事務局に送り返します。そして「販売クルー」は販売会場に集合し、ディレクターやスタッフと一緒に地域の方々にマスクを販売します。

縫製・ラッピングクルーとして参画してくださった方には、月ごとの納品数に応じて横浜の地域産品を御礼としてお送りします。また、販売クルーの方々は、地域産品に加えて時間に合わせた謝礼金もお渡しします。

同プロジェクトでは、どなたでも参画しやすいように業務を細分化し、管理事務局がしっかりと伴走することで製品品質の確保や法令対応も行っているので、安心してお手伝いいただくことが可能です。

2. 販売会会場登録

マスクを販売できるスペースをお持ちの企業や商店の皆様は、自社スペースを販売会会場として活用し、マスクを販売していただくことが可能です。日頃のお客様への感謝や、お店のPRなどに活用できます。販売当日は運営事務局のスタッフとクルーがサポートに行くため、安心してマスクを販売できます。(※販売会会場は屋外限定となり、会場登録にあたっては、事前の現場調査を行っております。また、原則として本部のある横浜市旭区より車で1時間圏内の場所となります。)

3. 取り扱い店登録

店舗をお持ちの飲食店や商店の皆様は、店舗内でマスクを販売することも可能です。事業規模は問わず、個人事業や小零細企業の方でも可能です。(登録時の審査があります。また、マスクは普通サイズ・大きめサイズともに30枚以上10枚単位でご注文可能で、3万円以上のご注文で、配送送料無料となります。)

4. ヨコハマ産品登録

コロナの影響により廃棄食材などが出てしまっている飲食店や農家の皆様は、産品登録をしていただくことで、事務局が商品を買い取らせていただきます。買い取った商品は、マスク製作や販売を手伝ってくださったクルーの方に御礼としてお送りします。食料廃棄などを防ぎつつ、地域の方に生産物を消費していただくことが可能となります。

5. シェアして応援

上記以外にも、どなたでも気軽にプロジェクトに参加できる方法として、SNSによるシェアもあります。Instagram、Facebook、Twitterのいずれかに、ハッシュタグ「#ガーゼマスクships」をつけて活動をご紹介くださった方の中から、抽選で毎月3組の方に産品をプレゼントさせていただきます。

マスク販売時のウィルス対策について

販売会の実施に際しては、新型コロナウィルスを含む感染症予防対策として、会場内での消毒液の設置、スタッフの検温・体調の聞き取り・マスク着用を実施します。

また、体調のすぐれない方や風邪のような症状のある方(とくに37.5度以上の熱がある方)、基礎疾患のある方および不安を感じる方はご参加を控えていただくほか、来場いただく皆様に対しても、マスクの着用や手洗いうがい、積極的な消毒液の利用など、十分な感染予防対策への協力をお願いしております。

プロジェクト主催団体

主催団体:緑園リビングラボ
プロデュース・運営事務局:株式会社Woo-By.Style
協力:一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス

お問い合わせ

クルー登録、販売会会場登録、取り扱い店登録、ヨコハマ産品登録など、プロジェクトへの参画をご希望される皆様、同プロジェクトの理念に共感し、協業いただける方、最新の販売会場および販売日時、その他のお問い合わせはウェブサイトよりご確認ください。

緑園リビングラボ事務局(株式会社Woo-By.Style内)
所在地:神奈川県横浜市旭区柏町27-1
ウェブサイト:https://shop-woo-by.com/ryokuen-ll
TEL:045-442-4105
担当:野村(メールアドレス:info@woo-by.co.jp)

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