【2/1】横浜版地域循環経済セミナー Vol.1:北部編「地域をつなぐ循環型の都市農業と団地再生」を開催します
- Posted by YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス 編集部
- On 2023年2月1日
すすき野団地リビングラボは、横浜市の北西部、川崎市麻生区に隣接する旧住宅公団を分譲した「すすき野団地」を拠点に活動しています。すすき野団地は昭和49年に分譲を開始した、820戸を含む大規模な集合団地です。
住民の「高齢化」のみならず、建物・設備の「高経年化」という、大きな「2つの老い」が我々の地域課題です。特に高齢化率は、すすき野団地が位置する青葉区全体で21.9%であるのに対して、当団地を含むエリアでは46.6%(2022年1月現在)と、その深刻化が顕著です。
すすき野団地では、もはや住民のみでそれらの課題を解決することは不可能と考え、多様な主体が参加して課題解決を図る中長期的なマスタープランづくりを、2018年から始めました。それが、多様な主体が参加して課題解決を図る「リビングラボ」の取り組みです。
人口の減少が急速に進むなか、団地を建て替えるではなく修繕しながら、「未来に住みつなぐ100年団地」を目標(ビジョン)に掲げ、次の5つを使命(ミッション)として策定しています。
これらの使命を実行するため、2020年2月には住民が主体となって「一般社団法人団地暮らしの共創」を設立しました。この法人を中心に、様々な主体や他のリビングラボとのつながりや連携を図りながら、住民を中心に「持続循環する団地」づくりを推進しています。これにより、同じような課題や悩みを抱える郊外型団地の課題解決にもつながると信じています。
すすき野団地住民の高齢化率は、2022年1月現在で46.6%。これは、青葉区全体の高齢化率21.9%の2倍以上の数字です。超高齢社会という横浜市の課題を地域レベルに落とし込み、ジブンゴトとして「あんしん・安全・安寧にずっと暮らせる団地」づくりに取り組んでいます。
2022年には築48年を迎えるすすき野団地では、建物の経年劣化が課題です。予期される災害にも耐えうる強い建物と、それを支える強い人間関係の構築を進め、「未来に住みつなぐ100年団地」を目指しています。
すすき野団地では、従来の管理組合や自治会の体制を抜本的に見直すべく、中長期的な視点を持って地域の目標を設定しています。住民だけではなく、他のリビングラボや近隣の障がい者施設とも連携し、多様性に富んだ団地コミュニティづくりを進めています。
団体名称 | すすき野団地リビングラボ |
代表者 | 小柴健一 |
活動開始年 | 2019年10月26日 |
主な活動テーマ | 郊外型集合住宅(団地)の再生 |
主な活動内容 | ハード面とソフト面での団地再生の取り組み |
主な活動拠点 | 横浜市青葉区すすき野3-3-2 |
主な活動メンバー | 一般社団法人 団地暮らしの共創 |
活動頻度 | 月1度の定例会、他のリビングラボとの不定期ミーティング |
URL | https://susukinodanchi.com/ |